ピアノの故障には色々な症状があります!

syuri

ピアノは、とてもデリケートな楽器です。

また、部品もたくさん使われている為に、 修理と一口に言っても、

色々な症状の元で様々な修理の可能性があります。

また、

見た目に見えない症状の場合は修理だけでなく、

整調』をすることで正常な状態にする事が出来ます。

修理が必要かもしれないのってどんな症状なの??

見た目で分かる修理が必要な例

例えば・・・

  • 外装部分のキズ、剥がれ、へこみ等。→これはほとんど演奏に支障をきたす事はありませんが、見た目は気になりますね・・・。
  • 譜面台が、がたつく。→譜面台に無理な力がかかったり、開閉を繰り返す事でネジ等が不良になったりします。
  •  鍵盤が剥がれた、欠けた。→よく弾く範囲のところでは、欠けた所で手にケガをする原因にもなります。
  • ピアノ椅子の故障。→椅子の足がガタガタしたり、高さの調節ができなくなり、また予期せぬケガの原因になります。

見えないところの修理が必要な例(ピアノの内部)

例えば・・・

  • 音が出ない、連打が出来ない、1打鍵で2回音が鳴るなど。ピアノ内部にあるコード(ひも)がちぎれていたり、バネが折れている、弦を打つハンマーフェルトが取れてしまっている可能性があります。
  • 雑音がする。→鍵盤とピンの摩擦音・ネジのゆるみ・部品の割れなどが考えられます。
  • ペダルを踏むと雑音がする、ペダルが利かない。→ペダル周りのフェルトの消耗・剥がれ・部品の劣化が考えられます。
  •  弦が切れた。→ピアノは1つの音に中音~高音部では3本、低音部分はより太い巻き線と呼ばれる弦が1~2本張ってあります。 巻き線は受注生産となります。
  • 木やフェルトなどの虫食い。→羊毛フェルトや天然木などは虫が好みます。また、内部のホコリネズミによる被害も多々あります。
  • 年数がたつにつれての部品の劣化や消耗。→新しい部品に交換します。
上にあげた例はほんの1例に過ぎないので、
他にも色々な原因の故障が考えられます!