調律師あるある事件簿シリーズ①~道に迷う田舎編~
こんにちは!Manamiです(^▽^)
今回から、調律師あるあるシリーズ始めました。
ただの私あるあるだという可能性大!(笑)
さて、記念すべき第一回目・・・!
お伺い先にたどり着かない!?
調律のご依頼をいただいて初めてお伺いする際、私の場合は、
住所を聞く→地図で調べる→大体の場所を把握→道のりをイメージ→お伺い
という流れなのですが、住宅地図のような地図ではなく普通の地図や、車のナビで向かう時、
土地勘があまりない所だと、近くまで来て予想外に周辺をうろうろする事もしばしば。
表札を出されてなかったり、少し入り組んだ先にあったり、お家の敷地入口から玄関までが見えなかったりなど
色んな場所へお伺いしてきました。
そんな中、いままでで最も道に迷った時のお話を書きたいと思います。
道がない!
何年も前の真冬の雪が降りしきる日でした。(地元は豪雪地域です)
初めてお伺いするお宅のリサーチは完璧!
普段はあまり行かない地域だけど、地図も調べて道のりもイメージして、
雪はひどいけど、行ける!と思って出発しました。
除雪された道をすいすい走り、街から外れて山道へと入っていく。
すれ違う車もだんだんいなくなって、雪も増えてきました。
次の道の角を曲がって、その先の道を曲がる、と地図とイメージしてきた道とを頭の中で確認しました。
そして曲がった瞬間目に入ってきたのが
「倒木のため通行止め」
えー!!!
いや、ここは迂回しよう!と思い回りの道を見ると雪で田んぼと田んぼの間にあるはずの道との境目がわからないという状態。
当時若かった私は怖いもの知らずで、ここは道のはずだ!と、
わだちのない道だと思われる雪の中へと車を突っ込んで行ったのです。(今思い出すと怖い)
集落で迷子!?そこはなんと!
さて、その後無事!?にお伺い先の集落まではたどり着いたものの、
そこはなんと!
表札に書かれている苗字がみーんな同じ!
(これは、田舎あるあるなのかな?)
もはや、イメージと違う道から入ってきた事と、吹雪のせいで視界も悪く、
どれが目的のお宅か分からない!(笑)そしてどの家も敷地が広くて家と家の間が遠い。
雪のせいで外を歩く人もいなく、集落内をグルグル・・・。これは迷子!
ここで、訪問先へ電話をかけるも、まさかの出てこない。
どうする!?と思い、とりあえず一番近くのお宅で聞こうと思い、ピンポンを押す。
・・・出てこない!
玄関はあいているのに!(田舎は基本カギをかけていないことが多い。東京では考えられないけれど)
玄関を開けて大声ですみませーん!ごめんくださーい!と声をかけていると、
おじいちゃんが部屋の奥から出てきてくれて、
事情を話すと、
「で、屋号は?」と聞かれました。
や、屋号!?そこまではわからない。。。
屋号とは、苗字が同じ世帯が複数存在する地域で使われるその世帯特有の名前です。
しかし、おじいちゃん達は普段から屋号で呼び合っているそうなので、むしろそっちが主流。
困った困ったと、話しているいるうちにお伺い先から折り返しの電話があって事なきをえました。
何年たっても思い出す、迷子の話でした。
そしてそのお客さんとの会話で、私が突っ込んで行った道は地元の人はとても通らないような細い農道と判明(笑)
田んぼに落ちなくてほんとに良かったなぁ。。。
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